都市整備部長
(再質問あり)3 空家対策、特に
特定空家対策計画について市長
都市整備部長
(再質問あり)1314番
土器 豊1 伊部小学校の移転による小中一貫校の推進について市長
(再質問あり)2
伊部東交差点改良と水害対策について市長3 松林の再生と雑木の有効活用について
① 森林教室を開催し、研修会を実施しては
② 松枯れ、ナラ枯れ対策を考える市長4 公共交通について
① JRの利用促進について
② JRの
上下分離方式について市長5 令和5年度も生活道路の修繕費の増額を市長6 伊部地区の
まちづくりの検証を
市民生活部長 午前9時30分 開議
○議長(守井秀龍君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 日程1、昨日に引き続きまして一般質問を行います。 なお、重複する質問は努めて排除していただきますようお願いいたします。 それでは、通告に従い、順次発言を許可いたします。 まず、石原議員の一般質問を願います。 10番石原議員。 〔10番 石原和人君 登壇〕
◆10番(石原和人君) おはようございます。 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 このたびは大きく6つの項目につきましてお尋ねをさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず大きな1つ目、市民の
自転車保険加入についてお尋ねをいたします。 かねてより
自転車運転における危険性や、万が一に備えての保険への加入の促進する流れを報道等で目にする機会はございます。健康志向の高まりや、自動車やバイクの運転免許証を返納された後、自転車を利用されている方も増えていると感じています。 そんな中、この
秋自転車同士の事故に偶然遭遇し、子供から高齢者まで、あらゆる年代の市民が運転する自転車の危険性を改めて痛感いたしたところです。 その事故とは、小学生が運転する自転車と年配の
自転車愛好家お二人が出会い頭に衝突するというものでございました。脇道から恐らく安全確認が不十分なまま道路に進入した子供さんの自転車と、颯爽と駆け抜ける大人お二方の自転車が衝突したものでした。 事故直後に偶然私は現場に通りかかりました。幸い、子供さんはけがもなく元気な御様子でしたが、衝突したほうの大人のほうはお一人は道路に横たわり、もうお一方は腰を押さえてうずくまり、いずれも身動きもとれないほどの状況で背筋の凍る思いをいたしました。 搬送されたお二人は、不幸中の幸いで日常生活やお仕事にさほど影響のない程度の軽症とのことで、胸をなで下ろしたところです。しかし、相手方がもし重症であったり、後遺症が残るような症状であったなら、またその場面に自動車が偶然通りがかっていたならと考えると、自転車を運転し始める同年代の孫を持つ身としても大いに考えさせられる案件でした。この事故の当事者の子供さんも親御さんも不安な日々を過ごされたことと推察いたします。 この事故を受け、身近なところですが、保護者の方に聞き取りをさせていただきました。学校を通じての保険に加入をされている方、保護者の
自賠責保険など、各種保険の特約で加入をされている方が多いのが実情ではありましたが、中には加入されていない方もおられました。 調べてみますと、現在では様々なタイプの保険が充実しており、
個人賠償保険として
自転車向けの保険、自動車、火災、傷害保険の特約、団体保険としては
会社やPTAなどが窓口となる保険、共済、クレジットカードに附帯された保険、自転車の車体に附帯した保険などがあるようです。 全国的に見ても
自転車保険加入については現時点で30の都府県で義務化、9つの道県で
努力義務化、
都市レベルでは岡山市、金沢市などで義務化の条例が制定されているようです。備前市では、自転車の放置に関する条例はあるようですが、本市においても今後の検討課題であろうと考えます。 そこで、2点お尋ねをいたします。 1点目、市民の
自転車保険加入の必要性についてどのようにお考えか、お聞かせください。 2点目、
保険加入促進を図る条例化も一つの方策ではありましょうが、ここではすぐにでもできること、市民の皆さんへの啓発にさらに力を入れるべきと考えます。 最近では、「
広報びぜん」10月号の一角に保険加入を呼びかけるスペースが僅かな部分ございましたが、あらゆる機会や媒体において危険性や必要性を訴えるべきと考えます。 また、学校においても年度初めには各御家庭への保険の案内等が配付されるようですが、
自転車安全教育と併せて、
交通安全教育と併せてさらなる取組をお願いしたいと考えますが、市民への啓発についてのお考えをお聞かせください。 大きな2つ目、備前市の令和4年度の事業の進捗についてお尋ねします。 今年の夏頃、市の入札に関する
ホームページからその入札結果、件数等を見た際、例年に比べ大幅な執行の
ペースダウンを感じました。そのことから、8月定例会でもお尋ねさせていただき、その際の答弁で遅れの要因を御説明いただきました。 その要因として、
新型コロナ禍や
ウクライナ情勢等の影響、また令和3年度から繰越しとなった工事を優先させたこと、経費を縮減させるために工法等を検討していることなどを上げられました。 そして、時は流れてもう12月であります。また、秋以降の入札結果を見る限り、さほど進んでおらぬように感じ、このままではどれほどの事業がどれほどの規模で減額補正や繰越しとなってしまうのか、予算を可決した議会の一員としても適正に執行されているのか、大いに不安を抱いております。 そこで、2点お尋ねをいたします。 1点目、ここでは業務の中で工事と委託業務にスポットを当てて
入札執行件数が著しく遅滞している状況についての見解をお聞きします。
ホームページから見てみますと、12月7日現在、工事の入札件数は不調に終わったものを含めて僅か17件、委託業務が8件となっています。また、参考までに同規模自治体で見れば瀬戸内市では工事107件、委託69件、美作市では工事212件、委託62件となっており、備前市の件数の少なさが際立っています。 ちなみに備前市も前年同期で見れば中止となったものを含め、工事はこの時期111件、委託は18件となっており、例年と比べても本年度の遅れようは異常なものと言えるものではないでしょうか。 このような状況をどのようにお考えか、市長の見解をお聞かせください。 2点目、今年度も残すところあと4か月足らずとなったこの時期、今年度中に入札を実施する予定の事業はどれほどあるのか、ここでは工事と委託業務についてお示しをください。 大きな3つ目、備前市
事務決裁規程についてお尋ねいたします。 市役所では、日々膨大な量の事務や手続が行われていることと思います。その事務手続の規定の一つとして
事務決裁規程があり、そこでは金額や案件の規模に応じて市長、副市長、部長、課長等の決裁区分が明記されています。先ほど取り上げました事業の未執行状況を見たとき、この規定が果たして適切なものなのかという疑問を抱きます。 そこで、この
事務決裁規程について4点お尋ねいたします。 まず1点目、市長2期目就任当時の規程とその後変更された最新の規程をお示しください。 こちらにつきましては、新旧併せて資料を御提示いただいております。どうもありがとうございます。 2点目、この規程の目的をお聞かせください。 3点目、変更された理由をお聞かせください。 4点目、変更においてはどのような手続で変更がなされるのか、お聞かせをください。 続いて、大きな4つ目、各種団体への
補助金交付についてお尋ねいたします。 今年度当初予算で各種団体への
補助金大幅カットが注目を集めました。私も、補助金を何も固定化をして全く変動なく支給し続けることは問題であると考えます。団体の状況や諸事情により補助金が増減することは当然のことでもありましょう。しかし、先方に大幅な減額やカットを事前の協議や説明が不十分なまま一方的に断行することはあってはならないと考えますし、そのことは恐らく全議員の共通認識であろうと信じております。 今年度の当初予算採決の際には一昨日青山議員も指摘をされましたが、
経済観光団体への補助金については団体等の合意が得られないまま一方的に大幅削減されていることに対し、
委員会審査においても厳しく指摘されたところである。今後の行政運営においては
関係団体等との
信頼関係回復に向けより連携を密にし、協調の下、本市の産業、観光振興に取り組むことと附帯決議が
予算決算審査委員会にて全会一致で可決をされたことも記憶に新しいところであります。執行部においてはこの附帯決議を肝に銘じ、その後取り組まれていることと信じてやみません。 そのような流れを振り返りつつ、ここでは幾つか上げさせていただきましたが、各種団体への
補助金交付の執行状況を確認させていただきたいと存じます。 参考までに、産業、観光関連の団体のみならず、比較的金額の大きい団体も含めましたが、以下の団体への
補助金交付の時期と金額をお教えください。 1、岡山県
備前焼陶友会、2、
備前商工会議所、3、
備前東商工会、4、
備前観光協会、5、備前市
社会福祉協議会、6、備前市
シルバー人材センター。 以上についてよろしくお願いいたします。 こちらについても資料御提示ありがとうございます。何か答弁ございましたらお答えをいただければと思います。 大きな5つ目、
畠田地区公園用地取得についてお尋ねをいたします。 今回の補正予算に2,700万円で用地を購入する予算が計上されております。恐らくこれまで2度にわたり提案され、否決された用地と同じ土地の購入であろうと思います。 1度目の2月定例会ではJR赤穂線の
新駅設置用地として、2度目の6月定例会では新駅設置には時間を要するため、当面は公園用地として先行取得する提案であったと記憶しております。そして、このたびは新駅のワードは影を潜め、公園用地として一般会計にて購入するとの提案であります。 私自身これまでも
一般質問等を通して子供の遊び場や市民の憩いのスペースの充実を訴えてきた経緯もございますが、まずは既存の児童遊園地や都市公園の計画的な整備や遊具の検証を求めたところであり、民地を新たに取得してまでの整備を即座に求めたものではございませんでした。 過去の土地取得の審査の場でも申し上げましたが、市民にとって憩い、集い、遊べる空間はあるにこしたことはないでしょうし、誰もが大反対という方は少ないものと考えます。しかし、新たに民地を購入し整備するとなれば、それ相応の計画性がなければならないと痛切に感じます。その計画性を持ってまずは地域に市側の思いの説明を尽くし、地域の合意を得た上で進めていく、それは行政の最低限の責務であろうと考えます。 よく地域での新規事業の際には議会のほうからも地元から要望等はあったのか、また執行部からは地区や団体等からの要望を受けての事業であるなどのやり取りがありますが、私は地域や団体等からの要望があったからと強引に事業を進めることの危険性を大いに感じております。要望があったからと次々に事業を展開していたのでは際限なき要望政治に陥ってしまいます。 要望はなくとも時には市側からの働きかけで課題解決に当たることも当然でありましょうし、しかしいずれの場合であっても最低限おおむね地域の同意を得られていることは何よりの必須条件であると考えております。そのような考察を持って今回の提案に対し議員としての責任を持って意思表示をせねばと思いをめぐらせております。 そこで、その判断材料の一つともなればと考えつつ、2点お尋ねいたします。 まず1点目、過去2回議会において当該地区の
用地取得予算が削除されましたが、その際の否決理由をどのように認識され三たびの提案となったのか、その見解をお聞かせください。 2点目、最低限地域には説明をされ、同意も得られているものと思いますが、果たしてどのような公園をイメージされているのか、お聞かせください。 最後に、大きな6つ目、
小・中学校体育館照明のLED化についてお尋ねします。 先日、香登小学校の体育館の様子を伺う機会がございました。その際、天井を見上げればその照明が20灯のうち4灯ほど切れておりました。たちまち使用に影響の出る状況ではございませんが、何とも寂しく目に映りました。 切れていたり暗くなっている水銀灯を眺めながら、そういえば備前市では
小・中学校体育館照明のLED化を進めていたのではと思い出しました。たしか
片上小学校と
吉永中学校を先行してLED化を実施され、他の小・中学校についても順次進めていく計画であったと思います。 今年度の当初予算で令和5年度から8年間の借り上げ料として4,977万4,000円が
債務負担行為として計上されておりました。この事業の進捗状況と今後の方針、どのように進められるのか、お聞かせをいただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) 皆さん、おはようございます。 それでは、石原議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、市民の
自転車保険加入についてのうち、備前市において
自転車保険加入の必要性についてどのように考えるかについてでありますが、自転車は事故が起きた際には相手に大けがを負わせるなど、相手に高額な賠償責任を負う場合があります。 現在、県内では岡山市が自転車の安全で適正な利用を促進するための条例を令和3年4月より施行しており、全国では政令都市など自転車による交通事故が多発している大規模な市でこのような条例を制定していることが多いようであります。 今後、さらに全国的な取組となり、法で定められることが理想と思われますが、他の自治体の動向を見ながら
自転車保険加入促進だけではなく、
交通安全事故防止にも力を入れていきたいと考えております。 次に、より強く市民に対して保険加入の促進を働きかけるべきではないかについてでありますが、「
広報びぜん」や
交通安全運動、
交通安全法令講習会などでも警察などの関係機関と連携し、交通ルールの遵守、
マナーアップと併せ
自転車損害賠償保険等への加入の重要性について、引き続き周知してまいりたいと考えております。 2番、令和4年度事業の推移についてのうち、入札の執行状況についてでありますが、今日現在公表している件数は工事17件、委託8件であります。入札執行に当たりましては、地元調整などが整った工事、委託の入札を執行しております。 8月定例会の一般質問でお答えしたとおり、令和3年度発注工事が令和4年度へ繰越しとなり、その大半が9月末で完了をいたしました。8月末での
工事入札件数は6件でありましたが、令和4年度の発注準備を進め現在に至っております。 コロナ禍や
ウクライナ情勢等の社会情勢の影響による工事の遅れは想定しながらも、経費縮減のための工法を検討するなど、財政状況を勘案しながら必要な工事等は優先順位をつけて発注を進めていかなければならないと考えておる次第であります。 次に、本年度中に予定をしている工事入札については
ホームページで公表しております。執行に当たりましては、工事の必要性、効率性等を精査してまいりたいと考えております。 3番、備前市
事務決裁規程についてのうち1点目、市長2期目就任時の規程と変更した最新の規程についてでありますが、配付をしております資料を確認くださいませ。 2点目、本規程の目的についてでありますが、当該規程の第1条に規定されているとおり、市長の権限に属する事務の決裁区分及び手続を定めることにより、合理的かつ能率的な事務を図ることをその目的としております。 3点目、規程を変更した理由についてでありますが、
機構改革等に伴い事務を所管する部署における個別の専決事項の見直しを行ったほか、
経常収支比率の改善を図るため、それまで副市長や部長による決裁としていたものについても市長によって執行の適否を判断することとし、
決裁対象範囲の拡大を行ったものであります。 4点目、変更の手続についてでありますが、当該規程は庁内及び所属の機関またはこれらの職員に発する指示、命令等で公表するものに該当する市の訓令であるため、ほかの訓令と同様に改正内容について市長である私の決裁を経た上公布を行うことによって改正されるものであります。 4番、各種団体への
補助金交付については市に代わって事業を行っていただく団体に対して補助金を支出しております。内容については提出させていただいている資料のとおりでございます。 5番、
畠田地区公園用地取得についてでありますが、予算削除の理由としては公園の整備計画がないことが主な理由であると認識しております。市といたしましては、現在低年齢層から高年齢層、障害者までが求める多様なニーズに即した安心・安全な公園、広場を整備するため、備前市身近な公園の
整備管理基本計画を策定し、整備を進めることとしております。 また、予算上程の際には地権者及び地区の代表者の方にはその旨報告をしております。 また、再度の予算上程の理由として、備前地域には35か所の児童公園があるものの、
西鶴山地区には3か所で全て福田地区にあることから、県道から近く公園の利便性の高い畠田地区に公園広場を整備することにより、
少子化対策等に寄与したいという強い思いから再度上程をしております。 あわせて、公園については地震等の災害が発生した場合に
救援救護活動の基地や
避難場所等の用に供するなど、緊急時、非常時において利活用できる公園としても地域には必要不可欠であると考えております。 次に、公園のイメージでありますが、身近な公園広場として幅広い年齢層の方が多様に利用でき、地域の方々の交流広場、遊具がある公園、災害時等の緊急時の避難場所としてかまどベンチの設置など、防災面での活用もイメージしております。 私のほうからは以上であります。
○議長(守井秀龍君)
松畑教育長。 〔教育長 松畑煕一君 登壇〕
◎教育長(松畑煕一君) 皆さん、おはようございます。 それでは、私のほうから石原議員の御質問にお答えをいたします。 6番、
小・中学校体育館照明のLED化についてでありますが、令和3年度に
片上小学校と
吉永中学校2校の体育館をLED化いたしました。長寿命であり、電気代節約にもつながることから、今年度一部の
学校体育館でリース契約によるLED化を予定しておりましたが、より有利な財源を確保するため発注方法の見直しを行い、来年度以降予算の範囲内で順次実施してまいりたいと考えておるところでございます。 私からは以上です。
○議長(守井秀龍君) 答弁漏れがあれば議員のほうから指摘願います。 再質問はありますか。 再質問に入ります。 石原議員。
◆10番(石原和人君) 御答弁ありがとうございました。 それから、重ねて本当に膨大な資料もお願いをして本当に御提示感謝を申し上げます。ありがとうございました。 まず、大きな1つ目の
自転車保険加入についてですけれども、先ほど市においても啓発さらに続けていくということでございましたが、偶然今日の、今朝の山陽新聞で県議会でもこの点取り上げられていて、県のほうでも加入促進に取り組んでいくと、それから条例化も含めて検討されていくとのことで、どういう動きになるか分かりませんけれども、もし仮に県の条例ができたところでやはり市町村、市の、市としての役割も出てこようと思いますので、引き続き啓発の仕方も広報、先ほど申しましたけど、本当に遠慮がちに隅っこのほうにささやかな呼びかけがございましたんで、広報の在り方も今の時代ですので、しっかり御検討をよろしくお願いしたいと思います。 それから、大きな2つ目、令和4年度事業の進捗についてお尋ねをしました。 先ほど、市長より入札の件数のところで公表しているものがという表現ございましたけれども、公表されていないものもあるんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 今
脇総務部長。
◎総務部長(今脇典子君) 今後の入札状況のことでしょうか。すいません。
○議長(守井秀龍君) 石原議員。
◆10番(石原和人君) 入札件数のところで工事が17件でしたか、委託業務が8件、現状です。公表されているものがその数字ですというお答えだったんですけど、入札が執行されたもので公表されていないものもあるんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 今
脇総務部長。
◎総務部長(今脇典子君) 申し訳ございません。入札が執行された件数でございます。公表されていないものはございません。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) もう金額の大小に関わらず、全て公表されておるという認識でございます。 それから、必要な工事は優先順位をつけて行っていくんだというお答えはあったんですけれども、我々議会ですから、議員ですから、予算が出てきてそれを判断する立場にあるんですけれども、当初予算であれ、補正予算であれ、その提案段階で令和4年度にはこれだけの事業が必要で、これだけの予算が必要で、予算ですから金額はその後抑える必要はあるんでしょうけれども、行う事業についてはぜひ必要だからこの事業をということで、予算提案時にもう既に優先順位もつけられて必要性も判断をされての計上ではないんでしょうか。今の答弁をお聞きしよったら予算のありようのところまでどうなのかなという思いがしますので、そのあたり予算提案時点での事業の位置づけというか、そのあたりお答えいただければと思うんですが。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 議員がおっしゃるとおり、当初予算を組むときに総務部、財政課等の査定を担当課がお願いをして、そして査定という形で進んでいき、その査定が通った中で全体の予算を議会にお願いするわけであります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) 当然そうなんでしょうけれども、もう僕らの捉えでは例えばですけれど、土木費、道路新設改良であったりというところで上げられる工事請負費の予算などはその時点でこれとこれとこれとこれをするからこれだけの予算が必要ですじゃあないんですか。 予算て一体何なんでしょうと思うんですけれども、取りあえずこれだけの事業を行うための、取りあえず予算をこれだけ確保します、その中から執行するか否かについてはその後判断しますという捉えでよろしいんでしょうか。いま一度確認なんですけれども。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 予算が通りました。予算が3月の末に通りますもんですから、予算が通って初めて具体的な設計予算等が出てくるわけであります。そして、課長、部長、そして副市長、市長等に上がってくるわけであります。 今年の場合は、このような社会状況の変化等により若干遅滞があるかも分かりませんけども、私は建設課等一生懸命仕事をしていただいておるものと思っております。今、私の手元に決裁が残っておる公共事業等はありません。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) もうこれ長くなりそうなんで、もうそもそもの予算計上に対する姿勢というか、当然財政のところで査定もされて出てくるんでしょうけれども、僕は予算の中身というのはその奥にはこれとこれとこれは是が非でも令和4年度このタイミングで行うことが必要であるから上がってきとると。可決した後執行部でその中からさらに優先度がつけられたり、適否、可否が判断される、それはおかしいんじゃないかなという思いがしました、今の答弁をお聞きして。 それから、先ほどの御答弁の中でというか、質問の中で僕2点目で現在のところ同規模自治体の他市では粛々とさほど例年と遅滞なく工事等の発注、入札が進んでおりますけど、備前市の件数見て同規模自治体と比べても極端に少なく大変不安を感じておるんですけれども。 2点目として、じゃあ今年度、あと4か月足らずですけども、今年度中に入札にかけなければならないであろう件数をお聞きしたんですけれども、いま一度お答えいただけますか。 ありとあらゆる分野、福祉もあるかもしれません、教育もあるかもしれません、上下水道あるかもしれません、建設あるかもしれません。そこらを包含して、じゃあ一体あと備前市は今年度、何件入札が行われる予定なのかというところをお尋ねしたんですけれども、そのお答えはいただけませんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 大森
都市整備部長。
◎
都市整備部長(大森賢二君) 今年度中に入札を実施する予定の事業でございますが、工事につきましては20件、委託事業につきましては5件を予定しております。 以上であります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) 通告の際に大変な作業になるかもしれませんけれども、そこらの件数も全て取りまとめていただいて、今年度じゃあどれだけの入札が必要なんだというところをお聞きしたかったんですけれども、今建設の関係のところはお聞きをしました。それから、市長先ほどおっしゃった発注予定で公表されておるというお答えありましたけれども、あれもたしか金額がある程度以上のものが上げられとるところでありましょうから、小さいものも含めて入札件数、これ取りまとめて後刻の委員会等でも結構ですので、お出しいただくことは可能でしょうか、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 議員も持っておられます当初予算書で皆さん分かるんじゃないでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 石原議員。
◆10番(石原和人君) 先ほどの予算のやり取りの中で、予算もあくまで予算ということもございました。12月に入ってあと残り今年度も少ない中での入札件数ですから、そこは何ぼ当初予算書を見たところで、そこで全て我々も把握できとるところではございませんので、市としてあと何件残っておるのかというところはお出しをいただければと思うんですけれども、総務部長になるんでしょうか、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 今
脇総務部長。
◎総務部長(今脇典子君) 今出せる範囲で出させていただきます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) ぜひよろしくお願いいたします。 それから、大きな3つ目、
事務決裁規程につきまして新旧の資料もいただきました。
機構改革等もございましたので、前段の文言であったりというところも訂正が加えられておるんでしょうけれども、大きなところはやはり市長決裁のところの金額等々、こちらが大きく変更されたのかなあと。市長のお答えの中で変更された目的として
経常収支比率等のチェックも含めて市長の決裁、その部分のところを大きく拡大されたと。 変更される前、今のところの変更されたものは、新しいものは市長のところで、大方ほとんどのところで100万円以上のところが市長の決裁というところになっておろうかと思います。旧のところ、古いところで言えば、もうこれ絞りますけれども、委託料であれば1件3,000万円以上、それから工事請負費で言えばこちらも1件3,000万円以上、補助金であれば1件500万円以上というようなところが100万円以上というところになっております。 これはもう同規模自治体と比較してみましても、恐らく旧のところでそのぐらいの規模のところの決裁区分であろうと、瀬戸内市、赤磐市ですね。というものを大きく変更されておりますけれども、これ旧の市長返り咲かれた就任時の、これでそれに大きな問題がそんなにあったでしょうか、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 議員御承知のように、95%以上の
経常収支比率を4年連続備前市はせざるを得なかったという結果、県下ワーストワンが2年連続続いておったわけであります。議会も、市民の皆さん方も、何とか備前市安心して暮らせるように
経常収支比率をワーストワンから俗に言う改善をしてほしいという希望、あるいは願い、あるいは私の必ず
経常収支比率をよくしていきます。 私は、例えば委託料が私が就任する前は3,000万円以上が市長決裁だったんです。なぜ委託料が3,000万円以上でないと市長に上がってこないんか、こういうような経常収支に響くようなことを最終責任が市長が持っておるわけですから細かく、かといって99万円以下まで決裁することはありませんので、一つの大台として私は3,000万円で2,999万円以下を市長決裁なくして経理が通過するということ自体が私は
経常収支比率が市民の皆さん方の希望であるワーストワンだけは避けてほしい、そういう中で4月26日に就任をして、この6月にも最終議会の閉会時に議員の皆さん方にもお知らせしたように、この95%が4年続いておったものが89%台に皆さん方の御協力と市の職員の努力でできたわけであります。 このように、最終責任が市長は持っておるわけですから、一つの目的によってはその決裁金額を下げて、そして責任を持った市政の財政運営をしていくというのはこの備前市にとっては今まさしく財政改革の途中であろうと思っておりますので、このような体制をお願いをして、財政改革できるまでは100万円以上の件については私のところで決裁をするわけで、それまでには皆さん課長や部長や副市長かに上がってきて目を通しておりますけども、責任者としては改革をする以上はこのぐらいの覚悟の決裁をしていかないと備前市はまた4年間95%を超えるような
経常収支比率、県下ワーストワンが続いてはならないという強い決意で昨年に変えさせていただいた次第であります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) これも何が正解で幾らでなければならないというものはありませんし、恐らくこの規程も市長の一存で決められるものでしょうし、先ほど他のところとも比較をしましたけれども、そういうような状況ありながら、同規模自治体、他市では工事1,000万円であったり、委託料1,000万円、2,000万円、いろんなところありますけれども、副市長以下信頼関係の下お任せするところはお任せするようなところも必要じゃないか。 さっき冒頭でおっしゃっていただいたそもそもこの規程の目的が合理的で能率的な事務を図ることが目的の規程ですので、そこらはよくいま一度御検証されたほうがいいんじゃないかなあと。目的がそもそもそこですので、
経常収支比率のこともございますけれども、結構です。これ僕の意見ですので、お伝えをさせていただいておきます。 それから、補助金について大きな4つ目お尋ねをさせていただきました。資料の御提示もありがとうございます。 大きく6つの団体につきまして参考までにお尋ねをして、いつ頃交付をされるものなのか、されたのかということで、それぞれの団体さん向けへの交付につきましては、過去に委員会でも幾つかの団体さん向けの交付についての内規も御提示いただいたところです。 この中で1件観光協会の交付が未定と、いまだ交付されておらずというところになっておりますけれども、こちらの理由はどういった理由で未定となっておるんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 大岩
文化観光部長。
◎
文化観光部長(大岩伸喜君) こちらにつきましては、今年度観光協会さんのほうの予算も4,200万円ということで計画を立てられておられるようですけど、市といたしましては全体事業が明確でない、市としてやってもらうべき事業をお願いするということで、補助金支出が赤字補填につながるのではないかということで現在精査をさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) 精査も必要なのかもしれませんけれど、一応その決まりでは1期ですから恐らく申請を受けられて例年であれば6月頃ですか、に交付される一応決まり、ルールに一応なっとんではないんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 〔「先ほどのところで予算は上がっておって、その執行のところですね、交付のところ、そんなに大きく遅れる状況というのがよく理解できないんですけど」と10番石原議員発言する〕 大岩
文化観光部長。
◎
文化観光部長(大岩伸喜君) 交付申請のほうは4月1日にいただいておりますが、まだ交付決定のほうを打っていない段階ですので、ただいま申し上げましたように精査させていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) もうこういうことをお聞きしましても一応決まりがあって予算が可決をされて、その後先方さんへお支払いのところであまりにも滞り過ぎじゃないかなあという感覚を持ちましたんで。 本年度の予算ですので、本年度中に執行されればよきものかもしれませんけれども、市が行うことを担っていただく団体に向けての補助金でありましょうから、そのあたりもまた委員会等でも御確認をさせていただければと思いますが。 各種団体幾つか上げさせていただいたんですけれども、その際にはまた実行委員会なんかへの
補助金交付についてもまた取り上げさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 それから、大きな5つ目、畠田地区の公園用地についてございますが、先ほど市長より過去2回の削除、予算減額された理由としてその公園の計画性のところが不十分であったということをおっしゃいましたけれども、僕はもう一点かつて2回は新駅、キーワードもございましたけれども、最低限地区であったり近隣、駅のときですけれども、近隣の企業等へは綿密な説明等、そこが必要不可欠じゃないんかな、そこのところが欠けとんじゃないかなという指摘も含めて意思表示をさせていただいたつもりですけれども、先ほど市長の答弁で地区の代表者の方に報告している、地区のほうへ報告している、恐らく地権者の方へは当然報告、お話はされましょうけれども、ここでまた三たび地区への説明がまだまだ不十分じゃないかなあという気がしておるんですけれども、地区へはじゃあいつどのような形で今回の提案についてお伝え、御説明をされたんでしょうか。その確認をさせていただければと思うんですけれども。
○議長(守井秀龍君) 大森
都市整備部長。
◎
都市整備部長(大森賢二君) 先ほど御説明させていただきましたように、地権者の方、それから区長の方には公園用地でということで御報告はさせていただいております。 説明につきましては、地元説明につきましては予算可決後、こういうものをということでまとまった形で地区のほうへ行きたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 大森部長、いつかという問合せなんですが。
◎
都市整備部長(大森賢二君) 予算可決後、適当な時期に……。
○議長(守井秀龍君) 地区へ説明した、区長さんへ説明なりしたのはいつかという問いだったと思いますが。 分からなければ後日……。
◎
都市整備部長(大森賢二君) ありますので、しばらくお待ちください。
○議長(守井秀龍君) 石原議員。
◆10番(石原和人君) また、予算の審査もありますので、そのときにでもほんじゃあ振り返っていただいて、どういう形で説明をされとんのか、いつどなたがというところでお答えいただければと思います。 僕、聞いた限りではそこのところが今回もまた誠にもって不十分であるという捉えでおります。このまま市のさっき市長がおっしゃった必要不可欠な公園ということで突き進んだのであれば、このままでは逆に畠田地区、混乱を招くんじゃないかなあというところも感じておりますので、そこいずれもう提案されておりますので、これ可否について意思表示を問われるわけですけれども、大いにそこのところも参考材料にもさせていただこうと思いますので、いつどういう形で報告をされ、どういうお話をされたかというところをお知らせまたいただきたいというふうに思います。 それから、最後の大きな6つ目、小・中
学校体育館LED化について教育長より御答弁いただきました。 ほんで、当初から発注方法の見直しをされておると。より有利な財源を確保するためということございましたけれども、ここで出てきた有利な財源とは例えばどういった財源になるんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 現在検討中ではありますけれども、想定をしておりますのは過疎債でございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) 何か今日の御答弁総合してなんですけれども、予算編成であったり、予算提案、予算のありようをいま一度その重みというか、それをいま一度お考えをいただいて、そら予算可決後いろんな状況で情勢が激変したり、いろんな状況、新たな補助金が出てきたり、国の仕組みが変わったり、そらあろうかとは思いますけれども、あまりにも予算可決後、今言われたのは過疎債ですよね。過疎債のところなんか提案時にもうちょっとよく吟味をされて、財源から含めて御提案をいただいて、もう僕らはもう予算書を見て、参考資料も見て、精査に精査を重ねられた上での予算の提案、予算書であるという捉えでおりますんで、予算出されて可決後にあらゆることが変わる可能性がありますよ、発注方法も含めてですね。それはあまりにも多過ぎるんじゃないかなあという気がしております。 発注方法の見直しをというところでございますけれども、そこらあたり具体的な当初の発注方法と、それから見直されとる件も含めてどういう発注方法をお考えなんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原議員、2番についての質問ですかね。 〔「6番」と10番石原議員発言する〕 6番についての質問です…… 〔「大きな6つ目」と10番石原議員発言する〕 えっ。大きな3つ目のことですか。 〔「LED化の」と10番石原議員発言する〕 LED化のことですか。 ほいじゃあ、石原
教育振興部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 総合的に見直しを検討しているところでございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 石原議員。
◆10番(石原和人君) いずれにしてもLED化、まだいましばらくかかるようではございますけれども、次々切れたり、そういう状況もあろうかと思います。日中の子供さんの活動自体にはさほど影響はないとは思いますけれども、切れとる球を見上げるときのあの寂しさたるや。 水銀灯でしょうけれども、例えば切れたときのあれはあるんですか。在庫というんですか、適切にそこは交換、どこも同じような状況なんですかね。小・中学校、切れたら切れたままLED化を待つというような状況なんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 在庫があるものに対しては、取替えは可能であると考えますが、構造上足場を組まなければならないものにつきましては、そういったことでも経費も当然かかってまいります。新しいところでは自動でボタンで下りてくるような構造のものもございますけれども、まだまだ足場を組む必要がある体育館なども多うございますので、そういった状況でございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。
◆10番(石原和人君) 全ては子供たちのために、よろしく対応等お願い、まだしばらくかかりましょうから、その間の子供さん天井を見上げたときの感じも思い描いていただいて、適切に進めていただきたいことをお願いして終わります。ありがとうございました。
○議長(守井秀龍君) 以上で石原議員の質問を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 会議中途ですが、感染症対策のため、この際暫時休憩いたします。 午前10時28分 休憩 午前10時45分 再開
○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、松本議員の一般質問を願います。 5番松本議員。 〔5番 松本 仁君 登壇〕
◆5番(松本仁君) それでは、始めていきたいと思います。 まず、財政問題について立川議員とか山本議員から質問ありましたけど、少し重複するかも分かりませんけど、あしからずよろしくお願いします。 まず、私は備前市の財政状況、将来予測、その対応について質問していきたいと思います。 令和3年12月、市の総務部財政課がまとめた備前市の財政状況第17版ですけど、には平成28年度から令和2年度の普通会計の決算をサラリーマン家庭の家計簿に例え財政分析をしております。 資産の状況は、貯金残高、基金残高ですけど、109億6,900万円、借金残高、市債残高ですけど、215億1,800万円です。令和元年度に貯金を取り崩して借金の返済を繰上げを行っても、依然として借金は貯金の1.96倍になっています。ちなみに令和3年度中期財政計画では、令和3年から6年までの試算をしていますが、それでも平均1.84倍となっています。 令和2年度末、普通会計市債約215億円に加え病院事業や下水道事業など企業会計、特別会計を含めると、市債残高は全体で384億7,900万円となり、市民1人当たり115万6,000円の借金を抱えていることになっております。 公営企業会計等の残高は、一般会計からの繰入れで多少減少傾向にありますが、普通会計の残高は増加傾向にあり、直近では防災行政無線の整備やしゅんせつ土砂処分場の整備事業など、大規模事業に伴うさらなる借入が予定されております。 令和3年度の経常収支は、国、県からの交付金の増額で差引き10億7,000万円の黒字、前年度に比べ
経常収支比率で97.6%から89.4%改善し、負債も若干減っていますが、借金の返済比は依然高額で推移し、財政を圧迫していると分析されております。 財政報告でも指摘されているように、2008年リーマン・ショック以来の景気の低迷や、34年にわたる労働者の実質賃金の低下や、税金を納める若年労働者の人口の減少などの影響を受け、市税の減少傾向は続いています。これからも減少していくことが予想されております。 また、地方交付税も平成17年の合併以来15年間にわたり割増しの優遇を受けてきましたが、令和2年度からその措置がなくなったことや、算定の基礎となる人口減少などにより減額が予想されます。 昨今の石油、天然ガスの輸入価格の上昇、それと並行しての物価高騰など、世界、日本経済の10年を展望したとき、私は明るい展望が見いだせません。私は、交付税については減額はあっても増えていく要素はないと思われますが、市民税の減少、交付税の動向について非常に厳しい状況が続くと思いますが、市長はどうお思いでしょうか。改めて、見解をお聞かせください。 地方債の償還など、借金の返済額が財政規模に対してどの程度を示すかを表す実質公債費比率、一般家庭においては財産に対する借金の比率ですが、令和元年12.0、2年10.7、3年9.9と改善傾向にありますが、まだ高い水準となっております。 報告では、この公債費比率が高い大きな要因として、下水道事業債の償還財源として下水道会計へ繰り出す額が依然と多いためと分析されていますが、これからも昭和40年代に多くが布設された上水道、下水道を含めたライフラインの老朽化対策、耐震化事業にはさらなる財源が必要となってきます。 特に、下水道事業は汚水処理施設の建設や下水管の埋設など多額の費用が必要です。その財源は、国庫補助金、受益者負担もありますが、大半は企業債による借金であり、令和2年度末で約130億円の残高を抱えております。 また、下水道事業は公営企業として独立採算による運営が原則であり、使用料金収入だけではかなりの不足が生じており、一般会計からの繰り出しが、補填が必要となり、令和2年度では15億4,000万円、令和3年度では15億5,000万円に達し普通会計の歳出決算額の0.69%を占めております。 公共施設の維持管理費など多くの費用が必要となります。インフラ整備と並行して今行われている日生支所の耐震化工事2億4,000万円など、今後多くの市の公共施設の老朽化に伴い大規模な改修が見込まれます。 古い資料ですが、2017年1月に策定された備前市公共施設総合計画では、これは40年間の見通しですが、耐震化対策などを含め公共施設の維持管理に1,171億円、年平均にしますと29.3億円の経費を要すると試算されております。インフラ投資も含めれば年53.6億円と試算されております。施設の売却、統廃合で40%の削減を目指すことも考えられていますが、この額に見られるように将来の公共施設の維持管理、インフラ整備に多額の費用を要することが予想されます。 高齢者人口の増加とともに全ての高齢者ではありませんが、後期高齢者の1割負担が2割負担になりました。さらに来年度に向け介護保険制度の大改悪が予定されております。それに伴い、後期高齢者医療の医療事業、介護保険事業への拠出金が増加することも予想されます。また、市内3病院の建設経費等に関わる企業債の返還についても一般会計からの繰り出しが続きます。 今後、市庁舎整備事業、備前焼ミュージアム、学校給食共同調理場、新図書館建設、アルファビゼンの再利用計画など、大型投資計画や不要不急と思われます土地購入などによって将来にわたって地方債償還額の増加、つまり借金の返済の増加が予測されます。 以上、備前市の財政状況に備前市総務部財政課の報告に沿って私見も交えながらるる述べてきましたが、今私はこの財政状況をどう捉え、今後どう推移していくのか、また打開していくのかを考えるとき、明るい展望が見えてきません。 備前市第3次総合計画では、
まちづくりの方向性を示した令和3年から12年までの10年の基本構想と基本計画が示されていますが、その裏づけとしての財政状況がどうなるか、示されておりません。向こう5年間でなく、10年間の財政状況を備前市の財政状況17版に示されたように、備前市の状況とその対応について数字を含め分かりやすく、分かりやすく早急に市民に示していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 70年代から90年前後のバブル崩壊までの右肩上がりの日本経済の成長は終わりました。以後、失われた30年と言われるように日本経済は低迷を脱し切れていません。むしろ、これからのほうが厳しくなると予想されます。市政、交付金など、市の財政事情はさらに厳しくなることは必至です。私だけでなく、多くの市民が将来の市の財政について心配しています。将来を見据え、身の丈に合った施設づくり、施策を要望し、市の財政運営に関する質問を終わります。 次に、
アルファビゼン跡地活用整備計画に関連して質問します。 「
広報びぜん」11月号ですが、これですね。タイトルで「~約20年にわたり閉館していた施設が新たに複合施設として生まれ変わります~」のタイトル、それからサブタイトルに「旧
アルファビゼン跡地活用整備計画の方針決定!」と書かれ、その内容としてこのたび地上4階建ての建築案とすることを決定しと書かれています。 私は、この件に関しましては委員会においても、本会議においても、ここに書かれているような最終決定がなされたという記憶がありませんが、どの時点でこういう最終決定になったのか、教えてください。 この件に対しては、まだまだ詰めるべき議論が多く残っているのではないかとは思っておりました。ぶつぶついろいろ議論しても最後は市長提案が通る議会だから、市長の提案案件は最終的には認められることになるという認識の下、本決まりではないことが最終決定のようにこの広報に掲載されることは遺憾であり、市街地活性化政策課の責任者の議会軽視、民主的感覚の欠如を指摘せざるを得ません。いかがでしょうか、納得できる答弁をお願いします。 長年議論されてきた市民センターの増改築を含め、再利用計画の議論は頓挫したままです。市民センターの再利用計画の一環として論議されてきた駐車場確保目的で購入した遊戯場跡地は、新図書館建設の予定地として変更されようとしております。減築案で示された4階建ての施設、市民センター、備前市歴史民俗資料館、新図書館を含めた公共施設の機能分担についてはイメージ図については発表されておりますが、その整合性についての議論はほとんどなされておりません。 本来、全てを包括したセットとして政策案として提起されるべきであり、4階建ての今度の減築再利用計画だけを優先的に議論するのは今までの議論を無視した場当たり的提案ではないでしょうか。むしろ、市民センターの再利用のほうが優先的に議論されるべきではないでしょうか。どう思われますか、お答えください。 市長が提案している減築案に基づく整備計画の中身については前の議会で細かいことはいろいろ疑問は質問してきましたが、総じて先に減築ありきで建物の中身については不要不急の施設が多く、ランニングコスト、さらなる駐車場の確保、3階、4階の再利用時の費用などを含めると、さらなる費用が必要となってくると考えざるを得ません。将来にわたり財政を圧迫する施設になるのではと懸念されますが、その点どうお考えでしょうか。 最後に、空き家対策について質問します。 2019年、備前市は空き家についていろいろな調査分析をし、備前市空家等対策計画を策定しております。その中では、建物全体の老朽度、危険度について分類がなされ、老朽化の度合い、倒壊の危険度が高い空き家を特定空家等と分類し、その損傷度からランクD、さらに危険度の高いEと2つに分けております。そして、備前市においてその件数はDが141件、Eが75件と公表されております。 空家等対策計画の中には次のことが指摘されております。人口減少や高齢化の進行により、適正に管理されず放置されている空き家等が増加し、倒壊の危険など周辺環境に深刻な影響を及ぼしていること、今後さらに空き家等が増加する可能性がある中で、権利関係の整理や相続登記など空き家等の放置を未然に防ぐ必要がありますと指摘されております。 また、管理不全となり放置され、劣化や荒廃が進んでいる空き家等の対策に対しては、必要な措置を講じることが必要になると書かれております。 私は、日生地区においてこれらに該当する例を2件相談を受けております。老人の死去後何十年も空き家状態で、その相続人、管理該当者が誰なのか、誰も分からない空き家です。近所の高齢者に聞きましたが、誰も知っている人はいませんでした。 トタン屋根の一部は損傷し、飛んできたこともある。風が強い日はトタン屋根がきしむ。騒音がやかましく、飛んでくる不安を感じさせる危険家屋です。私は、相続人が誰か法務局で登記状況を調べますと、2人の名前が登記されていました。法務局の職員は、その相続、身内の方が誰かが知りたければ市役所の戸籍、税務課などで相談してください。多分個人情報ですから教えてくれないと思いますがとの対応でした。行政代執行を含め、この状態を何とかできないかと支所にも相談に行きましたが、対処不可能との反応でした。 個人の対応には限界があります。行政は、こういうケースの場合市の責任で所有者、登記状況など情報を収集し、対応すべきと思いますが、どうでしょうか。 また、こういった案件に対し民事不介入で処理するのではなく、行政代執行を含め市が対応、解決すべき案件と思いますが、担当課の方々はどうお考えでしょうか。明確な問題解決策をお示しください。 3年前の調査ですが、市内には空き家等が備前エリア1,147、日生エリア556、吉永エリア221、市全体で1,924件あるそうです。特に、日生エリアは9.1%が空き家です。備前市全体では6.2と報告されております。高齢者世帯の増加とともにこれからも管理不全で荒廃していく特定空家等がどんどん増えていくことが予想されます。 第2次備前市総合計画において、特定空家等の除去件数を年間15件から20件を処理すると数値目標で掲げておりますが、数値目標はその後達成できているでしょうか。もしできていなければ、本腰を入れて除却の推進を図るべきではないでしょうか。また、特定空家等除去支援事業の数値目標を増やすことを含めて検討してもいいのではないでしょうか。 以上、答弁をお願いします。 以上で質問を終わります。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) それでは、松本議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、備前市の財政状況の見通しについてでありますが、地域経済を下支えする企業業績は前年度に引き続き好調であったため、税収等への影響は少ないと見込んでおります。 一方、人口減少と少子・高齢化による労働人口の減少から税収の増加は見込めず、財政規模は縮小せざるを得ない状況にあると考えております。こうした中、行財政の効率化を着実に進めながら人口規模に相応する適正な財政規模とするため、経常経費の縮減等に取り組んでいるところであります。 一方、人口が減少しても暮らしに幸福感の持てる
まちづくりを目指して拠点施設の整備や公共交通機関の確保に取り組む必要があります。 また、国道2号や山陽自動車道など、交通物流の利便性を生かして地域経済の活性化を図るとともに、里海・里山の自然や備前焼をはじめとする3つの日本遺産に代表される伝統文化や恵まれた観光資源を生かして日本全国はもとより海外からの集客も図れるよう、魅力の発信に努めたいと考えております。 次に、長期的な財政計画についてでありますが、令和3年度に計画期間を4年間とする中期財政計画を作成しており、この計画は議員御指摘の第3次備前市総合計画の実施計画として実効性を担保するとともに、本市財政の現状と見通しを明らかにすることにより、本市の計画的かつ健全な財政運営及び安定した財政基盤の確保に資することを目的としたものであります。 市民の皆様に安心して行政を任せていただくためにも市の財政計画と分かりやすい財政状況の公表は大切と認識しておりますので、工夫を重ねつつ努力してまいりたいと考えております。 2番、旧
アルファビゼン跡地活用についてのうち改築案、4階建物だけでなく市民センター、新図書館、駐車場、歴史民俗資料館を含めセットで議論すべきではについてでありますが、議員御指摘のとおり旧アルファビゼンのみでなく、関係する施設を含めて協議し、調整することが大事だと考えております。そのため、同時期に計画している事業は関係部署と十分に協議を行いながら事業を進めることとしております。 また、ランニングコストを含む将来の経費負担についても実施計画で十分に検討を行い、コスト縮減に努めてまいりたいと考えております。 私のほうからは以上であります。
○議長(守井秀龍君) 大森
都市整備部長。 〔
都市整備部長 大森賢二君 登壇〕
◎
都市整備部長(大森賢二君) それでは2番、旧
アルファビゼン跡地活用についてのうち、決定という表現をなぜ広報へ書いたのかについてでありますが、市長、副市長、教育長ほか部長級職員で構成する庁議において、旧アルファビゼン跡地は4階建てに減築する整備計画案で実施設計を進めることに方針を決定したことにより、広報に掲載したものであります。 なお、9月27日に開催した総務産業・厚生文教委員会連合審査会において、旧アルファビゼン跡地については4階建てに減築する整備計画案で実施設計を進めることに方針を決定したことを報告させていただいております。 次に3番、空き家対策、特に
特定空家対策計画についてでありますが、危険空き家の相続人については空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき調査し、所有者不特定となる危険空き家については略式代執行を視野に入れ、弁護士に相談しながら手順を踏み、検討してまいります。 次に、第2次総合計画の特定空家等の除却件数目標に対する実績については、令和2年度は目標値15件に対し8件となっております。ただし、そのまま放置すれば特定空家等になり得る建物も含めますと、令和2年度の実績は37件となります。 なお、第3次総合計画では目標の基準値を8件、2024年の目標値を10件と設定しております。 今後も継続して事業を進めていくとともに、特定空家等に該当する建物の相談については積極的に所有者へ適正管理を行っていただくよう強く呼びかけを行い、促進を図ってまいります。 私のほうからは以上です。
○議長(守井秀龍君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 松本議員。
◆5番(松本仁君) まず、備前市の財政状況、将来の見通しも含めてですけど、いろいろ市長さん厳しいとかいろんなことで答弁、立川議員とか山本議員の質問に対していろいろ答えて、その気持ちというのは私も理解しているつもりなんですけど、ただ私が懸念するのは日本の情勢、世の中がどうなっていくかということが非常にもう見通しを、明るい見通し持てないんですね。だから、これからの10年の日本というのは非常に厳しいと思うんです。 今も国会でも防衛予算を増やすだとか、その予算がないんで、その財源をどうするかとか、いろんな国ももう自分のところでどれだけ財源を確保するか必死になっているときに地方のことなんかというたらおかしいですけど、あまり地方のことは二義的、三義的になると思うんです、財務省の官僚を含めてね。 そういう中で、私そういう中で交付金が増えない、それからさっき市税は法人の関係は多少好調、好転しつつあるとか報告しましたけど、今の日本経済を見たら、その税収も本当に上がっていくんかどうかというのを僕も懸念しております。 特に、鉄鋼なんかの不況というのはもう非常に厳しいです。鉄鋼に関連した、耐火れんがというのは多少そういうふうに関連していますから、そういう方面から見ても税収の見込みというのは、今回復していくといいますけど、決して将来は明るく見えないんですね。 そういう折に、私前々からいろいろ指摘していますけど、いろんな施設をつくるということに対して本当にこれでいいのかなと常に疑問に思ってきました。だから、そういう面から考えてもできるだけコストを低くすることは当たり前。それと、できればやめることも含めて、含めて議論すべきじゃないかなと常々私は思っています。そういう私の見解について意見を聞かせてください、市長さん。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 今の御質問に対して大きな違いはないと思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 松本議員。
◆5番(松本仁君) それで、私なぜこういうことを質問するかというと、経済のこともありますけど、特に財政が、仮にですよ、悪化する原因というのはいろいろあると思うんですけど、最終的にそうなったときに例えば水道料金、下水道料金を上げんといけんとかという議論をするときが来るかなあと思ったりも、いつ来るかなと、そういう心配もしていますし、それから私備前市というのは他市と比べて例えば給食費を、学校給食費を無料にするとか、いろんな福利厚生というか、福祉の面では他市と比べていいとは言いませんけど、ちょっと進んでいるなと多少評価しているんですね。例えばそういうサービスがまたやめようとか、もう限界ですとか、そういう議論になることを非常に心配しているわけですよ。 ほいで、そういう話を例えば庶民としても財政どうなっているんかなということが庶民、庶民というたら失礼ですけど、市民は今度あれを建てるけど、どうなるんかな、お金あるんかなということが必ず話題になるんですね。そういう点で私それに対応できるんだとか、難しいんだとか、そういう点で将来の財政計画をぜひ分かりやすく庶民に示してほしいなと思うんです。 以上、これは要望ですけど、そういう点要望しときます。 次に、アルファビゼンについて、私なぜこれを言うかというと、いろんなことを聞いてきて、私も半年になりますけど、議会出て。それぞれの事業が煮詰まらないうちに、また過去のいろんな文書、議案書を読んでも議論してきたのにぽっと頓挫するとか、4つか5つの事業がマッチングするといいますか、整合性が合うように総合的に議論されていないなと常に思っていました。 ほで、今最近特にアルファビゼンの4階建ての案が物すごく浮上して、そのことがさもそのことを片づけんといけんのんだとか、そういうムードになっている状況だと思うんですね、執行部の方々は全体的に総合的に解決せんといけんということは重々分かっとると思うんですけど、思うんですけど、それを具体的に俎上にのせる、備前市としてはこれを全体をこういうふうにして総合的にいくと、そういうセットの案をぜひ出してほしいと思うんです。個々を議論するのは必要だと思いますけど、まず備前市としてはこれをこうやってこうやってこうやるんだということを出してほしいというのが私の要望ですが、この点についてどう思われますか、市長さん。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) この件については、前市長であります田原市長から令和3年度の市政の中でも述べられておりますし、令和3年4月26日から引き継ぎました私も片上の大きな政治課題だということの認識をし、そして令和4年度に一つの結論を議会に報告をし、そして備前市民の方には市会議員等もこの議場で発言されておりますけども、一日も早い対応をしてもらいたいと、この議会でも地元議員からの発言もありました。やる以上は早く、しかもその財源も切れないうちに、合併特例債等の使える期限があと2年半に迫っておるわけでありますので、その範囲ですることが財政上も大事だと思っております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 松本議員。
◆5番(松本仁君) だから、なおさらきちっと全体を、全体というか、全体の整合性も含めてセットで出して、これでいってほしいというふうに出すべきじゃないかなと私は思うんです。 以上、これについては出している、出していないとかいろいろ議論があると思いますから別に続ける、もうやめますけど。 次に、さっきこの11月号ですか、この表現を市民が見たときにもう決まっている、私さっき総務産業委員会と文教委員会ですか、合同で説明しましたとか、説明はあったのは私分かりますよ。市長とか執行部の方々がこういう方針でいくということは分かりますよ。だけど、最終決定というのは何ですか。委員会で採決して、議会で採決して、よしこれでいこう、さらに予算も含めてそれで決まるんじゃないですか。それなのに、もう当たり前のようにこれ誰が読んでももうこれに決まりました、私ここでちょっと嫌みったらしい言いましたけど、もう市長の言うことは多分通るからこのまま書いとけえと、そういうふうに誰だって思いますよ。私その責任を言っているんですよ。 この記事を書くタイミング、時期が違うんですよ。ほいで、今の時点で11月号でこんな決定とか、生まれ変わりますとか、こんな表現が誰が見てももう決まったんか、もうしょうがないなあ、そうか、そうなると思うんです。その点についてどう思いますか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 大森
都市整備部長。
◎
都市整備部長(大森賢二君) 広報の内容につきましては、方針の決定ということで答弁としては同じですが、先ほど言いましたような形で広報に載せさせていただいたということであります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 松本議員。